- くき
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くき【久喜】埼玉県北東部の市。 市場町として発達し, 近年は都市化が進行。 埼玉ナシの主産地。 足利政氏の館跡の甘棠院(カントウイン)がある。IIくき【九鬼】三重県尾鷲市の一地区。 古くから海上路の要地。 九鬼一族発祥の地。IIIくき【九鬼】姓氏の一。IVくき【岫】(1)山のほら穴。
「其の鳥は須弥山(シユミセン)の片~に巣を咋(ク)ひて/今昔 3」
(2)山の峰。 [新撰字鏡]Vくき【群来】(北海道南部や東北地方で)産卵のためにニシンが大挙しておしよせること。→ 鰊群来VIくき【茎】(1)高等植物において, 植物体を支え, 根から吸収した水分や養分を師部・木部を通して各部に運ぶ, 軸状構造の器官。 表皮系・基本組織系・維管束系をそなえる。(2)長刀(ナギナタ)の柄など, 茎状のものの称。(3)「茎漬け」の略。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.